私たちは、胎児の頃から
母親の感情と直接繋がっています。
胎児の頃は、例外を除いて
魂意識の方が優勢なことが多いので
胎児の体と、母の意識が
過度に癒着することはありませんし
胎児の意識は、母の体をも動かします。
胎児の魂意識が母の本当の想いを知り、
必要なものを揃え母を愛するのです。
誕生後に、体と意識を繋げていく
成長・発達というプロセスの中で
母の意識が取り込まれていきます。
胎内では優勢だった胎児の意識は、
誕生後に一度ぼんやりしたものになります。
自分の体が自分のものであるということを
理解するためのプロセスに入るのです。
「魂の自我」と「体の自我」の違いです。
それぞれの表現は本当に個性的で
ひとつとして同じものはありません。
魂意識が優勢だった頃は、
母の意識は、母のものとして認識していますが
誕生後は、ぼんやりしますので
性格・性質・魂の選んだ物語にそって進みます。
母の意識が取り込まれていくという話に
敏感になるお母さん方は多いでしょうが
7歳ぐらいまでの子どもの世界の
ほとんどが親の世界で形成されるので
取り込まれないわけがありません。
お箸の持ち方すらひとつのカルマです(笑)
渡さないようにするのは不可能です( ̄▽ ̄)
なので、考えないのが一番。
幼稚園や学校など
新しい世界に触れていくことで
親と自分は違うということを知り
いわゆる「自我」が確立されていくのですが
私たちのように戦後に育てられた世代は、
親子の距離が近いことが一般的です。
距離が近いということは
影響を強く受けるということです。
「親と自分は違う人間だ」
という当たり前なことに
気づけないほどに近い場合もあります。
どうしても親側で考えてしまうと
この手の話は怖くなるかもしれませんが
何をどう取り込むのかは
子どもたちの魂が決めているので
親が関与することではありません。
存分に支配しましょう(笑)
ただ、子どもにする支配は
親から受けた支配と同質なので
親からの影響を注意深く観察し、
その支配から自由になっていくことが
私たちも子どもも、
より幸せにする道になります。
自分の魂が何を決めて、
どんな意識と同化しているのか、
そういった視点で
自分を観てあげることが大事です。